Covid-19がエインズワースを年間3960万豪ドルの損失に押し上げる

Covid-19がエインズワースを年間3960万豪ドルの損失に押し上げる

オーストラリアのゲーム機およびコンテンツプロバイダーであるエインズワース・ゲーム・テクノロジー社(AGT)は、同グループの事業が新型コロナウイルス(COVID19パンデミック)の影響を大きく受けて様々な困難があったことを発表しました。

2020年6月30日までの12ヶ月間の収益は149.4百万ドルで、2019年同期の234.3百万ドルから36.2%減少しました。

北アメリカはAGTの主な収益源であり、総収益は7,200万ドルで、2019年の1億1,400万ドルから36.8%減少しました。

AGTは、主に新型コロナウイルスCovid-19による販売台数の減少を原因としています。
しかし、同機の受注を21年度に延期できることから、2021年度は改善を見込んでいると述べています。21年度に延期することによって、新型コロナウイルスCovid-19の猛威が治まった頃に多くのプレイヤーが戻ってくる事が期待できるので、より多くの収益を上げることができると考えています。

また、中南米の売上高は42.5%減の4,200万ドルとなりました。これは主に、パンデミックの影響でアルゼンチン、メキシコ、ペルーの土地カジノが閉鎖されたことに加え、新しいゲーム機「Aスター」の発売が遅れたことによるものです。

オーストラリア及びその他の地域からの収入は、27.1%減少し、3,500万ドルとなりました。これは、この分野におけるAGTの主要市場のすべてが減少したことによるものです。

しかし、AGTのオンライン・デジタル事業には成長が見られました。オンライン・デジタル事業の収益は420万ドルから460万ドルに増加しました。この分野は、米国ニュージャージー州の複数の事業者と技術提携を開始したことで活性化しました。また、AGTとジンガ社との間で締結された長期契約により、FY21にはさらなる成長が期待されます。
新型コロナウイルスCovid-19により外出できずに自宅にいなくてはならなくなっらプレイヤーが、自宅に居ながら遊べるオンライン・デジタルギャンブルに興味を持ち、需要が大きく増えた事が理由といえます。

下半期、AGTは新型コロナウイルスCovid-19による事業への影響を軽減するため、一連のコスト削減策を実施しました。これには、グループ全体で107のポジションを廃止することが含まれております。これにより、約1,000万ドルの削減効果が得られる計算となります。

費用の詳細を見ると、売上原価は37.5%減の5,900万ドル、販売・サービス・マーケティング費用は8.6%減の5,930万ドル、管理費は11.6%減の2,220万ドルとなりました。

しかし、研究開発費は4,120万ドルに達し、減損費用は289.7%増の340万ドル、その他の費用は244.4%増の1,550万ドルとなりました。

費用が収益を上回ったことにより、AGT社の営業損失は5,030万ドルとなりました(第19期末の営業利益は540万ドル)。

AGTは540万ドルの税効果を受け、390万ドルの海外電流変換による収入を含み、19年度の1,920万ドルの利益に対し、3,960万ドルの包括的損失となりました。

最高経営責任者のローレンス・リービーは、「新型コロナウイルスCovid-19」が事業および業界に大きな打撃を与えた一方で、グループは事業を守るために迅速に行動することができたと述べています。

「我々は、新型コロナウイルスの影響の不況にうまく対応するために、間接費を合理化し、既存の資金調達手段を再構築するための積極的な措置を講じました。主要市場のお客様がパンデミックの影響から回復しようとしている中、AGTは有利な立場にあります」と述べています。
新型コロナウイルスの影響で様々な困難があった中、迅速な行動を行ったことにより想像以下の減収で済んだということです。
この積極的な措置は今後の経営の中で大きな糧となり、さらに飛躍ができる期待できる企業になることが期待できます。

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